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2012年06月18日

将来を担う子どもたちの地域・暮らし

  ~反貧困キャラバンの試み~

 現在、国会では、もっぱら社会保障と税の一体改革の審議が、与野党の思惑が絡み合いながら混迷の様相を呈して異様に見えます。

 それから得る財源は、様々な用途、特に東日本大震災の復旧・復興への資金に充てられ、その外は、借金(国債などの発行)からの脱却を図ったりなどが考慮されているのでしょう

 が、皆さんは、現在の国のあり方、特に公共の福祉に関わる、正に社会保障の部分に対し、どのように考えられていますか?

 満足していますか、それとも不満を覚えますか?


 たとえば那覇市が平成24年4月から、ようやく保育料に限って、「みなし寡夫控除の適用」を認めました。

 宜野湾市は平成23年度から、沖縄市は今年後から実施がされているので、県内では3市が実施しております。

 寡婦とは、「夫に死別された女性。未亡人」(角川国語辞典)のことです。

 年間の所得に対し、給与所得控除などの要件ごとの控除がされた後所得税や保育料が決まっていくのですが、寡婦に該当する方の場合は、その際に所得税や保育料の算出に当たっては、一定の減額・控除がされます。

 寡婦に該当する方に対する控除の住民税の額が、「非婚の母子家庭」に対して課される「住民税」の額より30万円低いという試算が出ています。

 結婚しているかどうかで、ここまでの差が出るのは不相当だという考え方から、上記の3市が保育料に限って「みなし寡婦控除」を認めました。

 様々な問題があるとは思うのですが、私は、国の将来に安心を覚えれば消費は拡大していくと考えているので、国・地域の公的機関がしっかりと生活の安全・安心という姿を示すことが、元気のある明るい地域作りに大事なことではないかと思います。

 さて、ここでようやくタイトルとの関連ですが(><)、タイトルに掲げてある「反貧困キャラバン」とは、現在の生きにくさ・生きづらさを明るい国・明るい地域を作っていくための全国規模の試みです。

 今のところ、

 沖縄県内においては、

 今年平成24年の7月12~16日にかけて、
  
 県や市町村に対し、

 将来の子どもも安心して生きていける地域を暮らしを獲得するための要請行動を初めとして、様々な試みを行動に移す予定です。

 今後は、私の関心・立場から、「反貧困キャラバン」の動きについても折々触れていきながら、ブログをつらつらと書いていきます。どうぞよろしくお願いします!


 末尾になりますが、いつもお読み頂きありがとうございます!

 ふたばふたばふたばふたばふたば


 
 
 
 

 将来を担う子どもたちの地域・暮らし

 














 昨日は、嫁さんの力を借りながら、タコライスならぬ「メキシカンライス」をつくりました!

 なぜタコライスではないかというと、、、


 将来を担う子どもたちの地域・暮らし















 具材に、ピーマン、にんじん、たまねぎと色あいのいい野菜をふんだんに取り混ぜたからです~。

 調子にのったぼくは、ひきにくの味付けから自分でと、今回使ったレトルトパウチの原材料の記載を見ると、、、目がテンになりそうな聞いたこともない素材がいっぱい!!

 別のレシピで作り方を見てから諦めることにします。。。

 

 


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Posted by ひるとん at 11:39│Comments(5)地域・社会
この記事へのコメント
寡婦控除の件、大変勉強になりました。
実態は同じでも、結婚という手続きをしているかどうかで全然違っていたんですね。
難しい問題だと思います。

タコライスならぬメキシカンライス美味しそうですね。
前回の沖縄そばもそうですが、タコライスも食べたくなってきた~。
帰ったらキングタコス行こう。
Posted by みーくん at 2012年06月20日 00:19
 みーくんさん、お元気ですか。
 ぼくは、、、風邪です(涙)。

 沖縄は、台風4号が来たかと思えば、来るとされた朝はカラッといい天気、なんだかモヤモヤしたスッキリしない気分で出勤しました(泣)。

 子ども・高齢者・母子世帯等の公共の福祉を必要とする状況において、制度のはざまにいて利用できていない方が少なくない現状にあります。
 そこで、社会的包摂、福祉のユニバーサル化というスローガンのもと、寄り添い型の支援や試行錯誤し創意工夫した効果的な支援を実践している活動家・支援団体が多くあります。「反貧困」というスローガンの下の、個々が現場で実践している確かな活動。
 司法書士は登記申請により権利を保全し、さらに権利関係を登記簿に反映させ公示し取引の安全を守ることも大事な職務ですが、国家資格であること、国民の負託を受けていること、社会資源であることなどから、業務からは一見遠い活動も、市民の不安を解消するための法的支援のため大きなスローガンを持ち活動することがあります。
 「反貧困キャラバン」がその一つであり、その点、また個人的な関心から福祉、特に子どもの福祉の分野には関心があるので、出来うる限りその分野からの情報、上記の活動家らの紹介なども案内するつもりです!
Posted by ひるとんひるとん at 2012年06月20日 18:06
掲載記録から大分経ってしまったコメントで申し訳ありませんが、文中の寡婦ですが同様に「寡夫」も3市は認めているのでしょうか。また、それは「ひとり親」とは違うのでしょうか。
Posted by ポポロン at 2014年01月28日 16:38
ぽぽろん様

ブログへお越し頂きありがとうございます。

沖縄において活動されているしんぐるまざーずフォーラムの秋吉さんがまだまだ沖縄県内においても寡婦控除の形骸的な適用がなされていて非婚家庭へのみなし適用が行政の裁量で行われているようなことが最近の新聞記事でも記載されていたので、従前と状況は変わらないと思います。
 ご質問ですが、少々お待ち頂けますでしょうか。
 今週中には回答致しますので。。。
Posted by ひるとんひるとん at 2014年01月28日 19:46
那覇市条例
→36条の2、24条

沖縄市

宜野湾市

3市は寡夫控除も認めているようです。
また、ひとり親の理解は、父子家庭、母子家庭を包摂する広い概念であるようです。ですので、「寡夫」と「ひとり親」はニアイコールにあると思います。

URLを貼り付けようとしたら、うまくアップできませんでしたので、恐縮ですが、「○○市 寡夫」で検索してみて下さい。すぐ出てくると思います。

ご回答が遅くなり誠に申し訳ありませんでした。また、お気軽にコメントくれれば嬉しいです!(^^)
Posted by ひるとんひるとん at 2014年02月17日 21:47
 
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