2012年03月22日
③ 不動産登記って何?
春分の日も過ぎ、春からいよいよ夏に移るまっただ中、皆さん、如何お過ごしですか?
暦の上では、春分の日を堺に日照時間が長くなるとのこと。私は、寒さに弱く、身体内の骨がキシむような感覚を覚えるので冬よりは夏が好きです。気分がスカッと爽快な気分もしますしね!
皆さんは、季節ではどちらが好きですか?
さて、本題。
①社会生活の拠点である住居。家族が集い、食事を共にし、睡眠をとり1日の疲れを癒す。そのような文化的生活を営むために不可欠なものである住居、 門の表札には氏が悠々と刻印されています。
②勤務先の会社にも勤続10年。妻、子ども3人と家族も増え、今住んでいるアパートでは手狭だな戸感じる時期。市街地において売り出しをしている最適な住居を発見!!そこには、不動産業者の「のぼり」が風に揺れてたなびいていました。
明文化はされていないのですが、法律制度上、そして、道理からも、自分の物である以上、他人がその物を処分できないことには納得を得られるでしょう。言い換えると、物を譲り受ける場合、その物の所有者からでないと有効に譲り受けることはできないということです。
では、①や②の例において何を見れば、その住居の所有者がわかるのでしょうか?①においてはそれは本当に表札に出ている人の物でしょうか?②においては、本当にその「のぼり」が出ている不動産業者の物なのでしょうか?
そうとは限りません。土地、建物等の不動産が誰の物かは、その土地建物がある地域を管轄する(行政権により支配する)法務局が取り扱う不動産登記簿(現在では正式には「不動産登記事項証明書」といいます。)を見ればわかります。
「不動産登記簿」って、皆さん、聞いたことがありますか。知る人は知っていると思うんですが、関わりがない人は、「初耳だ。何だそれは?!」という風に感じていると思います。
土地建物等不動産において、不動産登記制度は重要なものであるにもかかわらず、認知度は低いと思います。それは、私たちの国の教育機関が、社会に敷かれている法制の認知に対し、英数国理社並びに高等学校でのそれの発展的学習である基礎学習を優先しているからだと思います。そして、義務教育、高等学校教育、大学を卒業した後は不動産登記制度などの基礎的法制について学習する機会がほとんどないことが要因であるように思います。
そのような法制に対する認識状況を問題だと考えますので、ブログを通して、私の学習も兼ねて、わかりやすく発信できればというのが一つの狙いです。
話を戻して。
さて、「不動産登記」という制度は、土地建物などの不動産全体を規制する法律ですので、まずは、「不動産登記」という俯瞰的な視点から土地建物などの不動産の全体像を把握できればと思います。
それを見た後で、個別の居住環境に対する法制を見ていく予定です。
不動産登記制度、ひもといていくと、太閤検地にまで遡ります。ですが、わかりやすい理解のため、明治22(1889)年にまで遡りましょう。
何かロマンめいたものを感じますね。
実は、皆さんも聞いたことがある民法の生まれ年が明治29(1896)年ですので、それよりも古い時期から登記制度というのはあったんですね。そこから「取引に対する安全」だったり「もれのない公平な課税」社会理念は重要視されていたことがうかがわれます。
登記制度の詳しくは次回以降見ていきましょうね。
写真は、コープアップルタウン内、「韓国鍋料理 東京純豆腐」での緑野菜スンドゥブ。
スンドゥブとは、豆腐を中心とした鍋料理のことです。ぼくは豆腐が好きなので、おいしかったですよ!
詳しくは、http://www.tokyo-sundubu.net/kodawari.htmlにて。。。
暦の上では、春分の日を堺に日照時間が長くなるとのこと。私は、寒さに弱く、身体内の骨がキシむような感覚を覚えるので冬よりは夏が好きです。気分がスカッと爽快な気分もしますしね!
皆さんは、季節ではどちらが好きですか?
さて、本題。
①社会生活の拠点である住居。家族が集い、食事を共にし、睡眠をとり1日の疲れを癒す。そのような文化的生活を営むために不可欠なものである住居、 門の表札には氏が悠々と刻印されています。
②勤務先の会社にも勤続10年。妻、子ども3人と家族も増え、今住んでいるアパートでは手狭だな戸感じる時期。市街地において売り出しをしている最適な住居を発見!!そこには、不動産業者の「のぼり」が風に揺れてたなびいていました。
明文化はされていないのですが、法律制度上、そして、道理からも、自分の物である以上、他人がその物を処分できないことには納得を得られるでしょう。言い換えると、物を譲り受ける場合、その物の所有者からでないと有効に譲り受けることはできないということです。
では、①や②の例において何を見れば、その住居の所有者がわかるのでしょうか?①においてはそれは本当に表札に出ている人の物でしょうか?②においては、本当にその「のぼり」が出ている不動産業者の物なのでしょうか?
そうとは限りません。土地、建物等の不動産が誰の物かは、その土地建物がある地域を管轄する(行政権により支配する)法務局が取り扱う不動産登記簿(現在では正式には「不動産登記事項証明書」といいます。)を見ればわかります。
「不動産登記簿」って、皆さん、聞いたことがありますか。知る人は知っていると思うんですが、関わりがない人は、「初耳だ。何だそれは?!」という風に感じていると思います。
土地建物等不動産において、不動産登記制度は重要なものであるにもかかわらず、認知度は低いと思います。それは、私たちの国の教育機関が、社会に敷かれている法制の認知に対し、英数国理社並びに高等学校でのそれの発展的学習である基礎学習を優先しているからだと思います。そして、義務教育、高等学校教育、大学を卒業した後は不動産登記制度などの基礎的法制について学習する機会がほとんどないことが要因であるように思います。
そのような法制に対する認識状況を問題だと考えますので、ブログを通して、私の学習も兼ねて、わかりやすく発信できればというのが一つの狙いです。
話を戻して。
さて、「不動産登記」という制度は、土地建物などの不動産全体を規制する法律ですので、まずは、「不動産登記」という俯瞰的な視点から土地建物などの不動産の全体像を把握できればと思います。
それを見た後で、個別の居住環境に対する法制を見ていく予定です。
不動産登記制度、ひもといていくと、太閤検地にまで遡ります。ですが、わかりやすい理解のため、明治22(1889)年にまで遡りましょう。
何かロマンめいたものを感じますね。
実は、皆さんも聞いたことがある民法の生まれ年が明治29(1896)年ですので、それよりも古い時期から登記制度というのはあったんですね。そこから「取引に対する安全」だったり「もれのない公平な課税」社会理念は重要視されていたことがうかがわれます。
登記制度の詳しくは次回以降見ていきましょうね。
写真は、コープアップルタウン内、「韓国鍋料理 東京純豆腐」での緑野菜スンドゥブ。
スンドゥブとは、豆腐を中心とした鍋料理のことです。ぼくは豆腐が好きなので、おいしかったですよ!
詳しくは、http://www.tokyo-sundubu.net/kodawari.htmlにて。。。
Posted by ひるとん at 12:33│Comments(0)
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